BPEC 業務の見える化サービス
業務の見える化で実現する継続的な業務改善
BPEC(Business Process Engineering Cycle)手法
改善効果が最大となる業務課題を特定
短期間・低負荷で継続的な業務改善を推進
BPEC(Business Process Engineering Cycle)概要
ネオアクシスが提供する「BPEC:Business Process Engineering Cycle」は、短期間で定量的に業務課題を見える化する手法です。わずか2週間程度(最短5日)で改善効果が見込める業務を特定するため、すべての業務を見える化するという”見える化自体のムダ”を省くことができます。
改善の効果は金額ベースで明示されるため、投資する価値があるかないかを事前に確認することもできます。BPECにより、業務課題を特定し解決するのみでなく、負荷価値の低い業務の効率化、業務の平準化/簡素化、拠点間の業務の標準化、適材適所の要員割り当て、属人業務の排除・撤廃といった業務改善や、アウトソースにより効果がある業務の抽出、電力停止などのリスクコントロールなど、経営戦略に直結した成果を創出することも可能です。
現場に負荷をかけずに定量的な測定を行い最大の効果を発揮
BPECは、「業務の抽出」「業務負荷の分析」「課題のある業務の分析」「業務課題の見える化」「付加価値の評価」「改善策の検討・評価」という6つのステップで構成されます。
それぞれのステップは意外に短く、全工程でも平均8週間程度(最短5日間)で”業務課題の見える化”を実現し、改善計画を策定することができます。
一度業務改善を行った後は、”見える化”した内容を基に、改善の効果と次に改善すべき課題がかんたんに見える化できます。そのため、1回きりの業務改善ではなく、サイクリックにステップを回すことで、継続的に業務改善の効果を出し続けていくことが可能です。
BPECによる業務課題の見える化の特徴
特徴 | 概要 |
---|---|
最小の調査で最大の効果を発揮 | 短期間で改善効果が見込める業務を把握し、効果の見込める業務に絞り込んで詳細なヒアリングを行うため、少ない負荷かつ短期間で最大の効果を創出できます。 |
業務の抽出漏れの最少化 | 業務テンプレート、ヒアリングシートを使った各担当者による業務の追加記入、INとOUTを意識した業務プロセスのヒアリングなど、何段階にもおよぶ「抜けを防ぐ仕掛け」が用意されています。 |
さまざまな業務に適用が可能 | プロセスありきで開始しないため、製造、物流、経理などの一般業務だけでなく、業務分析が行いにくい、営業、企画部門など、様々な業務に対しても柔軟に適用することができます。 |
全て定量的に数値で測定 | BPECは業務改善を目的としているため、「測定できないものは改善できない」というキーワードで示すように、全てを数値で定量化します。印象や直観に基づく効果のない改善作業を排除することが可能です。 |
通常は見えにくい課題も見える化 | BPECでは、単純に作業時間のみを測定するのではなく、属人性の強い業務や適材適所の検証、ExcelやACCESS、あるいは電力など、業務で用いるリソースなども見える化することが可能です。 |
改善後の効果も簡単に測定 | 業務改善の数ヶ月後に、再度ヒアリングシートを記入・集計することで、改善前と比較して業務に費やしている時間やコストがどのように変動したかを簡単に把握することができます。 |
自社で簡単に継続的な業務改善が可能 | BPECキットを購入いただくことで、自社内でも簡単にBPEC手法による見える化が実践できます。これにより、2回目以降は効果測定+新たな課題の見える化を社外に委託する必要がなくなります。 |
企業の業績向上のためには、継続的な業務改善が不可欠です。従来の業務改善手法が持つ改題を克服した、「BPEC」により、ネオアクシスは業務改善を通したお客様の業績向上を推進します。
情報システムの刷新等を検討しておられるお客様にとっては、「BPEC」により、情報システムの導入効果をより一層高めることが可能になります。
BPECのご利用シーン
- 各作業に費やしている時間やコストを把握したい
- 部門や担当者ごとの業務手順の差異を把握したい
- 時間を掛けずに現状調査やシステムの要件定義を行いたい
- ExcelやAccessなどの個別システムを用いている業務を把握したい
- 業務改善の効果を事前に予測したい、あるいは業務改善後の効果を把握したい
- もっと簡単に継続的な業務改善を行いたい
BPECによる改善事例
- 業務フロー上の各作業によるアウトプットの価値の負荷を見える化し、付加価値の低い作業見直すことで、作業プロセス全体に掛かる時間を50%削減
- 製品別の作業コストを把握し、製品別の売上高と比較することで、内部プロセスの品質および事業戦略そのものを改善
- 情報システム部門の作業の棚卸および測定による外部委託化〜コスト削減
- 拠点間での異なる業務プロセスを見える化し、ベストプラクティスを検討〜標準化を実現
- 業務プロセスの見える化により、電力やITが停止した場合の代替プロセスを検討 等々
※記載された会社名や製品名は、各社の商標や登録商標です。