InforCSI(SyteLine) 体感型PoCサービス
InforCSIの体感型PoCサービスは、InforCSIの標準業務モデルをベースに簡易プロトタイプシステムを短期間で構築し、InforCSIの導入前に、お客様の業務とInforCSIの適合度や本格導入時の課題などを検証するサービスです。
InforCSIの導入を検討されるお客様は、導入前に”実際にInforCSIを使った業務を体感する”ことで、業務適合度を把握し、ギャップや課題の見える化が行えるため、ERP導入時のリスクを最小化できます。
ERP導入における課題
ERPは多くの企業で導入が行われていますが、実際にERPの導入検討を始めると、「うまく業務がERPに適合できず、カスタマイズが増えた」「当初の予算よりコストが増大した」などの情報を耳にすることもあると思います。
そのため、ERP導入を検討する際に
- 「実際に業務で利用できるイメージがつかめない」
- 「投資対効果を見極めたいが、適合度がわからない」
- 「リスクが高そうで不安である」
など、なかなか不安材料を払拭することができず、導入の可否を判断するのが難しいのではないでしょうか?
そこでネオアクシスでは、このようなお客様のERP導入に対する不安や課題を解決するため、体感型PoCサービスを提供しています。
InforCSI体感型PoCサービスの特長
メリット①:① InforCSIの適合度を実際のシステムで把握
お客様の基幹業務プロセスを実際にInforCSIに設定・実行する「プロトタイピング」を行います。
これにより、自社の品目コードや取引先コードを使用して、実際にシステムを動かすことで、デモや提案書ではわかりづらい、自社業務との適合度が分かります。
メリット②:導入時のリスク・課題を把握
適合度を把握することで、ギャップとなる業務や検討課題が把握できます。
また、ERP導入の流れを一部体感することで、必要な社内体制も事前に検討できます。
メリット③:短期間・安価に実施
InforCSIのクラウド環境上にネオアクシスが事前に用意したPoCクラウド環境と標準業務モデル、業務シナリオを用いることで、短期間かつ安価にPoC環境を構築でき、InforCSIを体感することができます。
InforCSI体感型PoCサービスの進め方
ネオアクシスの体感型PoCサービスは、以下の4ステップで進めます。プロトタイプシナリオを選択・プロトタイプを実施し、最終的に結果報告書に適合度・課題などを整理します。
ステップ1:現状把握
プロトタイプシステムを作成するために、特に品目情報、部品表、製造工程などの製造業務を中心としたお客様の業務の流れと、マスタデータやパラメータに必要な情報をヒアリングし、検証する業務プロセスの範囲を決定します。
ステップ2:プロトタイプ準備
ステップ1にてヒアリングした情報から、クラウド環境上にインストールされたInforCSIにマスタデータやパラメータを設定し、検証する業務プロセスの範囲から、検証する業務の流れを選定します。
ステップ3:プロトタイプ実施
作成したプロトタイプシステムを使用して、お客様の業務データを検証する業務の流れに沿って入力するCRP(※)を実施し、検証ポイントが実現可能か確認します。
ステップ4:結果報告
実施したプロトタイプの結果に基づき、検証ポイントの標準機能適合度、導入時課題を整理し、報告書を作成。この報告書をもとに報告会を実施し、本サービスの終了となります。
※1.Conference Room Pilotの略。inforCSIを用いた会議室での模擬業務シミュレーションのことを指します。
InforCSI体感型PoCサービスの標準業務範囲
お客様の根幹業務プロセスに対して以下を範囲としてプロトタイプを構築
コンパクトな範囲で短期間での適合度把握を目指します
対象業務
受注 – 生産計画 – 製造指示 – 製造実績 – 出荷 – 資材発注 – 資材受入
品目
製造品目:2品目 / 子部品:15品目程度
工程/設備
工程:5工程まで / 設備:5台まで
取引先
得意先:1社 / 仕入先:1社 / 外注加工先:1社
InforCSI体感型PoCサービスの標準業務フロー
InforCSI体感型PoCサービスにおける「基幹業務プロセス」の業務範囲は以下となります。受注やフォーキャストから所要量計算、生産計画、製造指示・購買発注、製造実行~製品出荷までの一連の基幹業務プロセスを検証します。
■根幹業務プロセスの範囲図
InforCSI体感型PoCサービスの価格
サービス提供価格:3,500,000円~
※上記は最低金額となります。範囲によって個別見積を致します。
※記載された会社名や製品名は、各社の商標や登録商標です。